ダブルバトル始めて1ヶ月で1000位近くまでいったから構築語らせて欲しい

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お疲れ様です。ラノベのタイトルみたいになってしまい申し訳ありません。

先日ダブルバトルマスターボール級に上がり、1000位近くに位置付けられました。序盤元気と言われればそれまでではありますが、9連勝してマスターボール級に上がったこともありある程度のポテンシャルを秘めたパーティが組めたと感じたため、自分用のメモも兼ねて構築記事を書かせて頂きます。

知識不足、経験不足の為間違いや浅い部分も見受けられるかとは思いますが指摘してくださると幸いです。

(*このパーティを組むにあたっていくつかの構築記事や動画を参考にさせて頂いていることをご了承ください)

 


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構築経緯

パーティを組み始めたときはまだ右も左も分からない状況だったため、とりあえずダブルで強いポケモンや並びを調べて作ってみようとなり調べたところ、アイアントが非常に強力に感じました。

またサマヨール+ミロカロスの並びが強いことも知り、マホイップがかなり魅力的に感じたためこの4体からパーティを組み始めました。

また、自分は元々色厳選勢の為最遅調整が厳しいのでトリルの並びを入れることに少しためらいましたが、それぞれトリルとは別の役割を持てたため結果的に入れてよかったです。

(*この頃は今より知識が浅く、対策などとして書いているものの多くが後付けになります)

 

軸その1:アイアント+トゲキッス

アイアントは高いAと環境の多くのポケモンを抜くS109、さらにはりきりといのちのたまを合わせることによって実現する超高火力アタッカーとしてパーティのメインに据えました。

そしてアイアントが辛い「アイアントより速く炎打点を持つポケモン」として上がるドラパルトやエースバーンにも役割を持てるよう、隣にこのゆびとまれで敵の炎技を吸えるトゲキッスを並べることにしました。

炎技は特殊が多く、Dが元々かなり厚いトゲキッスと並べることで安定して相手に圧力をかけられ、倒せなかった場合でもトゲキッスや後続で詰めていくことができます。

(以下アントキッスと呼びます)

 

軸その2:サマヨール+ミロカロス

先ほどドラパルトに役割を持てるよう、と書きましたが実際アイアントで相手のドラパルトを一確で落とせることは少なく、更に高速アタッカーの多い相手やおいかぜが辛いと感じたため、トリックルームを絡めて動けるサマヨールミロカロスの並びを第二の軸に据えました。

サマヨールミロカロスの並びはかなり有名の為ご存知かもしれませんが、サマヨールが倒される可能性の高いダイホロウやダイアークを打たれることによって横のミロカロスのかちきが発動しそのまま暴れていけるという並びです。

この並びはトリックルームを貼って暴れていく構成のためトリックルームが貼れない場面について考える必要があります。

 

サマヨールが倒される

サマヨールしんかのきせきによりB,Dともにかなり硬いため、弱点をつかなければほぼ倒されることはありません。弱点であるダイホロウ、ダイアークを打たれた場合は横でかちきが発動したミロカロスが相手のDMポケモンを倒すことができ、結果的にアドバンテージをとれます。

ふういん、ちょうはつ

ふういんに関してはそもそも数が少ないのに加えしてくる相手もある程度限られてくるのでふういんをしてくる相手をミロカロスで倒すことで対策とします。

ちょうはつは少しきついですが相手がちょうはつを打っている間にダメージレースで有利をとって場を荒らしていけば少なからず有利をとれるはずです。

怯み

祈りましょう。ミロカロスがDMして怯むことなく相手を押していくことでこれもダメージレースでの有利をとります。

(以下サマヨミロ)

 

またミロカロスアイアントが同じパーティに入っていることで自然とアイアント+ミロカロスの並びができ、相手のいかくを牽制できるようになりました。実際に選出することはほぼなかったため割愛とさせて頂きます。

 

パーティ補完:マホイップorサマヨール+ヌメルゴン

今までの2つの選出では相手のコータスがかなり重いです。アイアントはトリルコータスのふんかで一掃され、ミロカロスソーラービームで軽く沈んでしまいます。そのためトリルコータスコータスリザバナ対策としてマホイップかサマヨールヌメルゴンの並びを入れました。(以前はタルップルを入れていましたがコータスへの打点が少なくヌメルゴンに交代となりました)

また相手のブリムイエッサンに対する対策が少なく、これまでの並びではアイアントいわなだれで怯ませるぐらいしかまともな対策がなかったため、ふういんサマヨールとDに厚いヌメルゴンの並びで対策としました。

マホイップのとくせいスイートベールやヌメルゴンのそうしょくにより相手のねむりごなに悩まされることなく、トリルコータスサマヨールのふういんでトリルを封じられます。またコータスヌメルゴンに対して打点がないため、ヌメルゴンのダイアシッドやダイサンダーで一方的にアドバンテージをとることができます。

マホイップはきあいのタスキとまもるを絡めることによってかなり場持ちがよくなり万が一ヌメルゴンが倒されても後続のねむりケアもすることができます。

更にマホイップがヌメルゴンを抜かしているため上からデコレーションでCをあげ要塞を作ることも可能です。

(以下マホヌメ、サマヨヌメ)

 

個別解説



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アイアント@いのちのたま

特性:はりきり

性格:ようき

実数値:133‐161‐133‐×‐68‐177

努力値:0‐252‐4‐0‐0‐252

技構成:アイアンヘッド/じだんだ/いわなだれ/であいがしら

 

役割

じまんの色6Vアイアント。はりきりといのちのたまで火力をあげたDM物理アタッカー。並大抵の耐久のポケモンなら一撃で葬り去れる火力を持っているため大抵の相手には出していけます。

こだわりハチマキと違いDM時にも効果を発揮できるため持ち物はいのちのたまを選択しました。特性ははりきり一択。

また最近はアイアントの数が減ってきているようで明確な対策が少なく、ゴリ押しで勝てる相手にも何回か当たりました。

 

特徴的な技

じだんだ

ダイアースのベース。非DM時には特性はりきりで外しの可能性が常につきまとうため、相性がいいと感じ選択しました。通常威力もそこまで低くないためじめん弱点の相手には素の威力でも打っていけます。

であいがしら

ダイワームを打つことで相手の特殊アタッカーの火力を下げることができ、アイアントトゲキッス共に更に受けやすくなります。また先制技としても高威力で強力なため選択しました。

 


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トゲキッス@ラムのみ

特性:てんのめぐみ

性格:ずぶとい

実数値:192‐×‐126‐141‐135‐132

努力値:252‐0‐0‐4‐0‐252

技構成:マジカルシャイン/ねっぷう/てだすけ/このゆびとまれ

 

役割

アイアントのサポート役が主な役割。このゆびとまれアイアントより速い相手の攻撃を受けたりてだすけでサポートします。

このゆびとまれを使用することにより状態異常技を受けやすいため持ち物はラムのみを選択。まひやねむりに恐れることなくゆびをふっていけます。特性はこの運用方法ならきょううんでもよいかもしれませんがねっぷうのやけどもあるためてんのめぐみを選択。

 

特徴的な技

ねっぷう

炎弱点を持つ相手に役割が持てます。ただCに4しか振っていないため弱点保険には注意しましょう。てんのめぐみによりやけど狙いもできますが実際に打つ機会が少ないので怯みを狙えるエアスラッシュや壁パーティに意表を突けるかわらわりなどを代わりに採用してもいいかもしれません。

てだすけ

アイアントが一発で仕留めきれないDMバンギラスやこちらがいかくを入れられた状態でのガオガエンなどと対面した際に、てだすけを絡めることでアイアントが一発で相手を落とせるようになります。ガオガエンなどは倒せないと返しの炎技でアイアントが落とされてしまうのでしっかり決めきりたいところです。

 


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マホイップ@きあいのタスキ

特性:スイートベール

性格:ひかえめ

実数値:166‐×‐95‐178‐141‐91

努力値:196‐0‐0‐252‐0‐60

技構成:まもる/マジカルフレイム/デコレーション/マジカルシャイン

S:味方のミロカロスヌメルゴン抜き

H:余り

 

役割

眠り対策、中速アタッカーのサポート役。相手のねむりごなやさいみんを牽制しながら味方の火力をあげる要塞建築士です。

特性スイートベールをより活かすため持ち物はきあいのタスキを選択しました。まもると絡めることでかなり粘ることができます。また味方の中速アタッカーを抜ける素早さで十分なためスカーフを持たせる必要がなく、安定して仕事をこなせます。

 

特徴的な技

マジカルフレイム

貴重なパーティの炎打点です。ナットレイなどに明確な役割を持つことができ、意外と高いCから思わぬ高火力を放つことができます。

デコレーション

技を打った対象のAとCを2段階ずつ上昇させる、実質能動的な弱点保険。味方のミロカロスヌメルゴンの上から打つことで相手に高火力を押し付けられます。

 


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サマヨール@しんかのきせき

特性:おみとおし

性格:のんき

実数値:147‐×‐178‐×‐171‐40

努力値:252‐0‐92‐0‐164‐0

技構成:ナイトヘッド/いたみわけ/ふういん/トリックルーム

B:A172DMドラパルトのいのちのたまダイホロウを最高乱数以外耐え

D:余り

 

役割

トリル役、トリルふういん役。相手に高速アタッカーが多くアントキッスでの対処が難しい場合に初手として出してトリルを貼ることでその後の展開を有利にすすめていきます。

持ち物はもちろんしんかのきせきを選択。低いHと化け物みたいな耐久になるため、いたみわけとの相性もとてもよいです。特性は相手の型を読みやすくなるおみとおし。

 

特徴的な技

ふういん

相手のトリル役のポケモンを置物にすることができます。またブリムイエッサンのトリル展開を許さずしっかり味方の中速アタッカーで殴っていけます。

 


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ミロカロス@こだわりメガネ

特性:かちき

性格:れいせい

実数値:202‐×‐100‐167‐145‐90

努力値:252‐0‐4‐252‐0‐0

技構成:りゅうのはどう/だくりゅう/れいとうビーム/ハイドロポンプ

 

役割

中速特殊アタッカー。相手の高速アタッカー相手にトリル展開して上から殴っていきます。サマヨールに打たれたダイホロウやダイアークでかちきを発動させ火力を上げたり、マホイップと並べばデコレーションも合わさってかなりの高火力になります。

持ち物はこだわりメガネを選択。火力アップアイテムでもよかったですが、より素の火力をあげてサポート無しでもDM権がなくても仕事ができるようメガネにしました。特性はサマヨールと相性のいいかちき。

 

特徴的な技

りゅうのはどう

ダイドラグーンのベース。ミロカロスは物理耐久に若干の不安が残るためダイドラグーンで相手の攻撃を下げて受けやすくできます。また命中安定技としても。

ハイドロポンプ

だくりゅうでも水技の火力は十分ありますが、だくりゅうでは落としきれないリザードンもメガネハイドロポンプで確定一発をとれるため採用しました。

 


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ヌメルゴン@じゃくてんほけん

特性:そうしょく

性格:れいせい

実数値:197‐×‐91‐178‐170‐90

努力値:252‐0‐4‐252‐0‐0

技構成:まもる/ヘドロばくだん/10まんボルト/りゅうせいぐん

 

役割

中速特殊アタッカーその2。ミロカロスの受け出し役。ミロカロスの苦手なくさ、でんきタイプの技に強く積極的に出していけます。あわよくばくさ技を受けてそうしょくで火力をあげることも可能です。

持ち物は持ち前の耐久の高さを活かせるじゃくてんほけんを選択しました。マホイップのデコレーションと合わせればアホみたいな火力と耐久でごり押せることもあります。特性は受け出し役のためそうしょく。ぬめぬめはトリルアタッカー運用をする際に邪魔になるので不採用です。

またミロカロスヌメルゴンの性格をれいせいにしてSに下降補正をかけることでマホイップのSに振らなければならない努力値が60で抑えられ、より耐久や火力に振ることができます。

 

特徴的な技

ヘドロばくだん

通常のヌメルゴンは大抵がヘドロウェーブを採用するでしょうが、横にいることの多いマホイップのタスキを大事にしたいため単体技のヘドロばくだんを選択しました。

10まんボルト

最初は火力重視、ミロカロスのダイストリームに乗ることもできるかみなりの採用を考えていましたが、ヌメルゴンを初手に選出するパターンも考えられたため命中安定の10まんボルトを採用しました。

 

主な選出パターン

アントキッス

初手:アイアント+トゲキッス

裏:ミロカロスorヌメルゴン+マホイップ

 

アイアントより速く炎打点を持つアタッカーが一体まで、炎全体技がなさそうな場合に選出。バンドリ系に選出。よくわからないパーティの場合もこの選出でした。

初手アイアントDMからのダイスチル、ダイアースで相手を落としつつ耐久をあげていきます。トゲキッスはこのゆびやてだすけでサポート、やることがない場合はマジシャやねっぷうで押していきます。

相手にナットレイなどがいた場合キッスのねっぷうや後ろのマホイップで対処します。

 

トリル選出

初手:サマヨールミロカロスorヌメルゴン

裏:ヌメルゴンorミロカロス、マホイップorトゲキッス

 

相手に高速アタッカーが多い場合に選出。おいかぜパにも選出。ガチトリル相手にも選出できます。

相手に高速アタッカーが多い場合はサマヨールでトリルを決めつつミロカロスヌメルゴンがDMして押していきます。

エルフーン入りのおいかぜパはちょうはつでトリルが打てない可能性が高いため、横のヌメルゴンで真っ先に落としにいきつつ場を荒らします。

ブリムイエッサンはサマヨールでふういんを決めつつイエッサンやブリムオンを落としにいきましょう。

 

サマヨヌメマホ

初手:サマヨールヌメルゴン

裏:マホイップ、ミロカロス(アイアントもあり)

 

基本的にコータス入りに選出。トリルコータスコータスリザバナが主な対象。相手がトリルをする気がなさそうなら初手マホイップとヌメルゴンでもいいでしょう。

相手のトリル展開、ねむりごなをサマヨールやマホイップで防ぎつつ、ヌメルゴンがDMして押していきましょう。

基本的にコータスフシギバナヌメルゴンにやることがないので相手がもたついている間に盤面を整えて試合を終始有利に進めていくことができます。

トリルをしてこないならマホイップのデコレーションでヌメルゴンの火力をあげて盤面を破壊できます。

 

この3つが主な選出になります。まれにアイアント+ミロカロスの初手で相手のガオガエンやウィンディなどのいかく警戒の選出もすることがありますが、ウィンディは袋叩き正義の心コンボも怖いのでアントキッス選出が無難と思われます。

 

改善点

基本的にはかなりバランスのいいパーティを組めたと思いますが、エルフーン入りのおいかぜ軸に少し弱いように感じました。ねむりごなに関してはラムのみトゲキッスやそうしょくヌメルゴンがいるため、マホイップの特性をアロマベールにして確実にトリル展開できるようにするのも選択肢としてありだと思います。

またミロカロスヌメルゴンが並ぶことは殆どありませんが素早さ調整によりミロカロスヌメルゴンが同速になってしまったため、どちらかのSを1あげてマホイップも更に1あげることで万が一の場合もより安定すると思います。

 

最後に

ここまで目を通して頂きありがとうございます。構築記事なるものを書くのは初めてだったので至らない部分もあるかもしれませんが、もし疑問に思うことがあれば是非ツイッターにてご連絡ください。(@ n4nnm1)

次は500位ぐらいを目指して頑張っていきたいと思います。

このご時世、外に出られないことも多いかと思われますのでポケモンで暇を潰していきましょう。ありがとうございました。

 

(キーボードがぶっ壊れてBもVも打てなくなったのでスマートフォンより送信)